島チャリの旅@石垣島②
【10月5日(火)朝・天気:晴れときどきくもり】
10:30 1日目の宿さんだるハウスを出発する。
レンタルショップでママチャリを借り、
いよいよ石垣島1周の旅へ出発。
前日、ドミトリー(以下ドミ)の仲間と飲んでいるとき
石垣島をママチャリで一周することを言うと、
みんな口をそろえて
むりだwwww
という。笑う。
わたしも笑う。
「なんとかなる」って。
出発する前から大変なことは
うすうす気づいていたんだけど、
「なんかをやってやる!」
という青い春的な気持ちがあって、
旅するなら何か目的が1つくらいあってもいいんじゃないかと
思った結果がチャリ1周だったのです。
ちなみに、これ以外の目的はありません。
行くとこ、見るもの、食べるもの。
そういった石垣島の観光情報もほとんど入れなかった。
観光しに行ったわけじゃないしね。
視覚、
聴覚、
嗅覚、
味覚、
触覚、
そういった感覚が、ちゃんと生きてるか確認したかったのかな。
いや、そんな大それたもんでもないか。
とりあえず、体は健康だったもよう。
ゲストハウスがあった市街地からから1時間。
チャリなんて余裕でこげない山を登り続けてついたのが
バンナ丘公園。
もう見えないでしょ。
普通に山でしょ。
ここまで行ったんです。
死ぬかと思ったー!!
ずーーーと登り!!
汗だっらだら!
途中で飲み物なくなって
でも山道だったから自販機1つなくて、
熱射病で死ぬんじゃないかとね。
でも、着いたらそんなの全部忘れるくらいの絶景。
写真じゃ伝わらないなぁ、きっと。きれいでした。
快晴だったら、あと5倍きれいだった。
山ってでかいね。
わたしは完全なる挑戦者。
頂上に立っても、
「すごい」という言葉しかでなくて、
それは言葉でしかなくて、勝てなかった。
頂上の自販機で買ったさんぴん茶も全然冷えてなくて、
口にした瞬間「ぬるっ!!」って思わず言葉が出てしまった。
びょうびょうと広がる島の全景。
小さく非力な自分が
山に笑われている気がしました。
悪くない笑い方だったので、
わたしもつられて笑ってしまいました。
ちなみに、この日にたどりついた宿は
上の写真の中央に見える山の裏側です。
人間やればできる。
だれもが口にする言葉を身を持って体験しました。