うめの式

京都在住のワーキングマザーが綴る ミニマリズムな暮らしのこと

島チャリの旅@石垣島④

【10月5日(火)夕・天気:晴れ時々くもり】

 

夕方ころになると、ドミトリーの宿泊者が

アクティビティーから戻ってくる。

この宿泊者がいわば旅先で出会った仲間になる。

夕方17時過ぎ、

イリワ近くの桟橋で日没が見られるかもしれないという

情報を聞いたわたしはさっそく行ってみたい宣言。

仲間も、よしじゃあ行ってみようということで、

それぞれチャリにまたがり(みんなはゲストハウスのチャリで)、

桟橋へ向かった。

 

日没といえば、沖縄本島北谷のサンセットビーチが大好きなわたくし。

離島の旅行でも海に沈む夕日をなんとか拝みたいと思っていたところ。

子どものようにチャリにまたがり、

平行に並んでビーチを目指す。

 

ついたのがここ。

 

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下が浮き具のため、波に合わせてゆれるゆれる。

でも楽しい。こういうのはしゃいでしまう(笑)

腰かけて足をぱしゃぱしゃしながら、日没を待つ。

しかし、天気は悪くとても見えそうにない。

 

では仕方ない!

飛びこみますか!

と、男の子たちが飛びこんでいく。

 

迷うわたし。

お風呂上がったばっかだし、

水着でもないし、

タオルさえもっていない。

 

やめておくか?

 

 

 

否!!

 

 

 

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飛びこみました。

足はつかないけどね。

立ち泳ぎ。

海はまだあたたかくて気持ちよかった。

 

 

常識を捨てろ。

あとのことなんか考えるな。

馬鹿になれ。

 

 

旅だからできること。

 

 

 

ビショビショになりながらゲストハウスに戻り、夕食。

 

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連泊する人が多いため、食事は基本的に自炊。

しかも、わたしが泊っている間、

「カトマンさん」という60過ぎの男性の旅人がいらっしゃり、

この方がいろいろご飯を作ってくれる、いわば「料理長」のような存在。

人にふるまることが好きなんでしょうね。

カトマンさんの料理と、一人一品何か作ってテーブルへ並べ、

宴会が始まりました。

 

とても楽しい宴会です。

酒と食事と人を囲んで、笑って笑って笑う。

 

宴会のあとは、みんなでビーチに出て夜光虫を見に行きました。

真っ暗な小道を、宿のみんなでぞろぞろ歩いて、

海へ入り、足を砂の上で動かすと、

真っ暗な水面にキラキラと青い光が見えます。

 

ウミホタル。

 

月のない夜の方がよく見えるそうです。

たくさん見えました。

初めての体験。

 

初めてといえば、普通のホタルも石垣島で初めて見ました。

人生で2度目となる流れ星も、この夜に見ました。

キラキラの光がたくさん。

わたしの中にも降ってくるようで、

とてもうれしい気持ち。

幸せな夜でした。

 

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イモリもたくさんいる。

イモリってケッケッケって鳴くんだよ。

ヤモリでした。