うめの式

京都在住のワーキングマザーが綴る ミニマリズムな暮らしのこと

出産レポ②

予定日1日遅れの朝、陣痛が10分間隔になり入院しました。

入院時、子宮口の開きは3cm。

痛みは強くなってきたものの、子宮口は5cm止まりでなかなか開きません。

午後3時、先生の判断で人工破水。

生暖かいものが流れ出す感覚をガンガン感じながら

(今まで少量の破水かも?!とビビッていたのは全部尿漏れだったか……)

と、破水と尿漏れの違いをはっきりと感じたのでした。

破水させると、それまでぷかぷかと羊水の中を浮かんでいた赤ちゃんが下りだすそうで、

それによって子宮口の開きがよくなります。

痛みもどんどん強くなりました。

「なんか、もうすごく痛いんですけど、全開なったんじゃないですか?」

助産師さんに聞くと、

「しゃべっていられるうちはまだまだよ。笑」

なんて言われて、内診まだしてないくせになぜわかるーー!!と苛立ったものの、

ほんとうにしゃべっていられたというか、自我を保てたのは5時まで。

以降、全開までの3時間は大・絶・叫でした。笑

とにかく痛いんですね!!

「痛いーーーーーーー!」

「むりーーーーーーー!」

「今日はもう止めるーーーーー!」

「やだーーーーーーーーーーー!」

をエンドレスで叫び続けました。

旦那は大絶叫の上にあばれまくるわたしのそばで腰をさすり続けてくれましたが、

(さすってほしいのはそこじゃねー!)

(もう痛い! さわんないで!)

(いや、もっと強い力でさすれーーー! もっとだーーー!)

と言わなかったものの、腰さすりについては助産師さんのほうがはるかに心強かったです。

でも、いきみのがしは上手に手伝ってくれました。

痛いからね、いきみたいんです。

でも子宮口全開まではいきんじゃいけないんです。

というか、いきんでも全開になるまで出てこないのでいきむ意味がないんです。

無駄に体力使うだけ。

「今、はまった! かぽって赤ちゃんの頭はまった! そこにある! いきんでいいですか!?」

助産師さんに聞いても、

「まだ全開じゃないからだめです~~」と。

「こいつ(助産師さん)悪魔か!?」 と思ったね!!! 本当に!!!

旦那は横で「いきんじゃだめだよ! ふー! ふー!」と言ってくれていたのだけど、

これが案外よかったというか、心強くて、助かりました。

旦那のふーふーに合わせてわたしもふーふーっていきみのがしするんですけど、

もうまったなしで陣痛来てると「痛いーーー」にプラスして「うんち出るーーー!」

も大絶叫ワードにくわわり、なんかほんとに恥ずかしかったです。

でもそんな羞恥心ぶっとぶくらい痛いので、うんちうんち繰り返す自分も気になりません。笑

この感、むしょうに愛猫を触りたかったのを覚えています。

もふもふ。なにか癒しが必要だったんでしょうね。

分娩室ではなぜかゆず? コブクロ? がかかっていましたが、

好きじゃないので癒されないし、

「わたしがこんな大変な思いしてるのにさわやかに歌い上げちゃってんじゃないわよ!」

とむしろむかついたので、

CD持込みOKな産婦人科でこれから出産される方は、

ぜひ好きな歌手の音源をお持ちください。

そんなこんなで子宮口全開になったのが8時半。

ここからは実はすんなりでした。

その話はまた次回!