島チャリの旅@石垣島⑤
【10月6日(水)朝/天気:くもり】
朝ご飯は、パンとコーヒーとサラダ。
パンは自分で買ったけど、それ以外は全部人のもの。
ゲストハウス利用者のしきたりというか、
余った食材は宿に置いていくのが常で、
(いたみやすいのは処分していきましょうね)
コーヒーも誰かが置いていったものだし、
サラダの材料も誰かが置いていって、
カトマンさんが調理してくれたもの。
パンにつけるバターもね。
いやーありがたいことです。
東京にいるときよりちゃんとした朝食です(笑)
この日は川平湾から自転車で1時間弱のところにある
米原ビーチに行きました。
石垣島に来て3日目。
まだわたし、海に入ってなかったのです。
水着を下に来て、Tシャツ短パンビーサンでチャリを漕ぐ。
石垣島の自然は雄大ですね。
森の中みたいなとこ走りました。
いや、森っていうか山なんですけどね。
アップダウンも激しく、1時間弱とはいえ結構堪えました。
そしてついた海!!
おー海だー!と思ってパシャパシャしてたら、
近くで海の家をやっているおっちゃんに
「せっかく来たんだから泳げ!」と、
半ば無理やりラッシュガード(日焼け防止のスイムウェア)と
シュノーケルを手渡された。
いやいや、もうこうなればとことん楽しんじゃったほうがいいと、
この海の家にお世話になることに。
するとおっちゃん、
「おっちゃんでなく、にいにと呼べ」
な、なんですと?
にいに・・・・・って?!
言ってるのしか聞いたことないんですが!
そんで、まあにいにの歌など披露していただきまして、
三線などもちょっと教えていただきまして、
これがうまいんだ。恐れ入ったよ。
そして海!
これはもうさすが沖縄としかいいようがないです。
泳いでも泳いでも魚、魚、魚。
海の中、極彩色。
きれいすぎ。
晴れてたら、あと10倍きれいだったけどね。
でも大満足。
これぞバカンス!って感じでした。
しかし、にいにとのデートは続く!
にいにのシーハウスを利用していたカップルを送りに
なぜか一緒に空港へ行き、
途中で三線のお店(カップルのお土産用)と
喫茶店に立ち寄り(おっちゃん腹ヘリのため)、
夕飯の支度のためにスーパーに付き合わされ、
米原ビーチに戻ってきたときにはすでにあたり真っ暗!
ええーーこっから1時間かけて川平まで戻るんすかー!!
と焦るわたくし。
いや、時間はいいんだよ。
ま っ く ら な ん だ よ !
闇!闇なの!
電灯300メートルおきにしかないの!
わたし暗所恐怖症で暗いとこいくとまずいことになんの!
かといって、おっちゃんハウスには泊まりたくない。
このへん民家ないし、もしものことがあったら・・・・。
こうなりゃ死ぬ気でチャリ漕いで帰るしかないと、
さくっと車を降り、
「にいにバイバイ!!」
と挨拶をし、チャリにまたがったその瞬間、
「ちょっと待ちなさい」
ほらキターーーーーーー!!
襲われるーーーーーーーー!!
と思ったら、川平まで送ってくれることになった。
なんでもこのにいに、
わたしが泊まっていたゲストハウスオーナーと顔見知りなんだとか。
仮にも客商売。
知人の客を連れ回したあげく夜道放置はねーだろうと。。。
ゲストハウス着いた瞬間・・・
リビングでみんながお酒飲んでるのを見た瞬間・・・
心底、安心した!!!!
ちょっと涙出るかと思った!!!!
別に何もなかったからいいんだけど、
旅の中じゃ自己防衛というか、
リスク管理も忘れてはいけないんだと実感しました。
「人を信じすぎちゃだめだ」ってにいにも言ってたしね。
あなたが言う?笑
夜はこの日も宴。