うめの式

京都在住のワーキングマザーが綴る ミニマリズムな暮らしのこと

東福寺(御朱印集め)

2年前、旦那と付き合って間もない頃に、

ひとりで京都のもみじ狩りにでかけました。

京都の紅葉は本当にきれいですね。

驚くほど赤くて、1年の中でも観光客が多いのが秋なのは納得です。

 

そんなわけで、紅葉では有名すぎるくらいの東福寺に行ってきました。

 

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 ブログ中で何回か言っていると思うのですが、

わたし、広く大きい寺が好きです。

西本願寺とか、仁和寺とか。

東福寺の本殿も大きく、立派な三門もあるのに、

やはり紅葉が見たいのか本殿周辺は人がまばら・・・・

残念なことです。

 

創立は建長7年(1255)で、焼失と再建を繰り返していますが、

25の塔頭を有する禅寺だそうです。 

 

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真っ赤です。

 

 

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グラデーションです。

 

 

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アップめ。

 

 

 

 

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苔の緑とのコントラストが美しすぎる。

この感じ、すごく好きです。

 

 

 

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旦那も何やら一生懸命「苔」を撮っていました。

「京都にきてちゃんと紅葉見たの今年が初めてかもしれない」

とは、人ごみが大嫌いな京都8年目の男の言葉です。

 

 

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こう見ると庭園っぽい感じが出ていますね。

京都に来るまで、寺社はあくまでも参拝の対象であり、

庭園を楽しむ感覚はありませんでした。

 

寺社と庭園の関係とは。。。

 日本は自然崇拝の意識が高く八百万の神がいるとされています。

庭にある石、水、木、土、緑のひとつひとつも崇拝の対象とするならば、

美しい庭を作ろうとするのは当たり前かもしれません。

また寺は仏を奉るところ。

有限の時の中に無限の美を作り出すことは、

(庭にそういう精神性が込められているとして)

輪廻にも似ている気がします。

 

いや、全然違うかもしれないけど、そういう風にわたしは感じました。

この辺少し書籍をあさってみたいと思います。 

 

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このもみじの葉、ひとりグラデーション。

和菓子みたい。

 

 

美しい紅葉を見て、なんだか感動たっぷりな時を過ごしたのですが、

御朱印が残念だった。。。

 

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ハンコ・・・・!!

 

「やっぱりこの時期は忙しいからハンコなんですか?」 と聞いたら、 

「11月はお寺さんが法要があって、どうしても書けないんです」 と言われた。

 

??????????

  

 法要ってなんですか?

 あなたはお寺の方ではないのですか? とか

いろいろ疑問が残りましたが、大人しく押してもらいました。

あと、境内でお土産物を売るのもあんまりなぁ・・・。

普段から催されている「市」ならまだしも、

確実に観光客目当ての商売でしょう?

仏様の前でそんな生臭いこと・・・と思ったけれど、

信仰心が薄れ参拝客が減り、お布施も少なくなった現代では、

お寺さんの貴重な収入源になっているのでしょうね。

でもせめて門外でやってほしいなあと思いました。