京都・有次の包丁
結婚2周年のお祝いに、有次の包丁を買ってもらいました。
京都の料理人なら誰もが持っていると言われるほど、有名で有能な有次の包丁。
わたしが持っても宝の持ち腐れかもしれませんが、
「1本ちゃんとしたのがあってもいいんじゃない?」という夫の一声に
「ですよね!」と納得。
いろんな包丁があるのですが、野菜も肉も切れる万能包丁「牛刀包丁」にしました。
牛刀の中でもさらに種類がありまして、
素人のわたしはお店の方にヘルプ!
刃の部分だけ鋼で、あとはさびにくいステンレス製の「平常一品」にしました。
裏面にはサービスで名前を彫ることができます。
外人のお客さんも多く、この包丁目当てに錦を訪れる人もいるそうです。
上手ではないですが、料理は好きです。(それ以上に食べるのが好き)
お酒も大好きで、夫と向かいあい1日の終わりを語らう晩酌の時間は、
わたしにとっては特別なもの。
その食卓には、お酒が進むアテと、
仕事で培った健康とバランスを考えた食事を出すことにしています。
有次の包丁は、そんな毎晩をもっと楽しくもっと豊かにしてくれる仲間と思い、
一生大切にしようと決めたのでした。
ちなみに。結婚記念日のディナーは「むろまち加地」さんへ。
最近洋食続きだったので、和食にしてみました。
友人に紹介されて行ったのですがこれが大当たり。
まずはお通し八寸。
お通しなのにこんなにたくさんの種類があって嬉しい!
旬のものを少しずつ頂きます。
そしてお造り! 加地さんに来たらどうぞお造りを人数分注文してください。
この日は、金目のあぶり、鯛、ぐじ(甘鯛)、たけのこ、鯖寿司、
珍味として酒盗♡と鯛の子だったかな?が盛られていました。
珍味好きなわたしは、妊娠中で飲めないくせに夫の酒盗を奪いました。
なぜあんなにうまいのか……。
(照明のせいで写真が赤く出てますが、見た目も鮮やかできれいです!)
上は和風グラタン。グラタンというより茶碗蒸しなのですが、
アワビからとったという出汁がたまりませんでした!!
「このグラタンなら来年赤ちゃんと来ても食べられるね!」
と言ったら「贅沢な子に育っちゃうからやめなさい」と返されました。たにかに。
それでも、店主の加地さんは
「奥にテーブル席もあるので、次回は赤ちゃんと一緒にどうぞ」と
帰り際に声をかけてくださいました。
お値段も味とサービスを考えたらとってもリーズナブル!
来年の結婚記念日も「ここでご飯しよう」と決めたのでした。
ちなみに、加地さんが使っていた刺身包丁も有次さんのものでした。笑