うめの式

京都在住のワーキングマザーが綴る ミニマリズムな暮らしのこと

わたしの英語学習②

 

前回の続きです。

umenoshiki.hatenablog.com

高校の先生のおかげで英語のテストでは

いい点が取れるようになったけれど、得意でも好きでもない。

それは、テストでいい点を取る方法を身に着けただけだったから。笑

 

そんな高校生が大人になるとどうなると思いますか?

電車で外国人旅行客に

「この電車は新大阪に止まりますか?」

と尋ねられても(もちろん英語です)

「い…Yes...next...?」

しか言えなくなるんですー!!(わたしです)

これには自分で言ってて凹みました。

すぐ近くにいたおじさんが助け船のつもりか、

流暢な英語で

「この電車は新快速だから、次の駅が新大阪だよ。

 旅行できたの? 東京からかな?」

「いや、ぼくらは札幌から大阪に来たんだ」

「そうなのか、関西は他はどこに行く予定だい?」

「奈良へ行こうと思っているの」

というような会話を高槻から新大阪までしていました。

奈良以降は耳を閉ざしたよね!

同じ日本人なのにここまで英会話に差があるとは…。

わたしが言えたのは「Yes」と「Next」だけ。

穴があれば入りたい気分でしたよ、まったく本当に。

新大阪に到着し、その旅行客に

「君もここで降りるのかい?」

と言われたときは、

もうにっこりとほほ笑む以外できませんでした。

(心では泣いていました)

せめて胸を張って「YES!NEXT!」と言えたら…!

ハバナイストリップ!」くらい言えたら…!

 

えいごであそぼ」のおかげか?

この話を夫にしたところ、笑いながらも

「聞き取れるんだからすごいじゃない」と言われました。

そうなんです。苦手だったはずのリスニングですが、

知らぬまにできるようになっていました。

これ、もしかしたら「えいごであそぼ」のおかげかもしれません。

www.nhk.or.jp

息子がこの番組大好きでして、

どんな教育番組よりよく見るので

たんまりと録画してよく垂れ流しにしていたのです。

 

しかし、よくよく見てみると、

会話で使われるのは辞書で引く必要のない簡単な単語。

文法もとても単純。なのに彼らの会話は成り立っている。

しかも、彼らはしょっちゅう歌を歌っているので、

こちらはあっという間に単語と文法を覚えてしまう。

一番のみそは、これが「使える」こと!

オーラルコミュニケーションのわけわかんない

非現実的な英会話より、よっぽど役立つことを

singingしてくれちゃってるのです。

 

 

mekarourokoeigo.hatenablog.com

こちらのブログに書かれていましたが、

英語を身に着けるには、

「簡単なものにたくさん触れるのがいい」そうです。

その点で「えいごであそぼ」は

これ以上ない教材だったようです。

なんとなーく見ていたけれど、

これがよかったのか!と嬉しくなりました。

 

英語は小学校から必須科目となりましたが、

ふつうに授業を受けるだけでは

息子はわたしの二の舞だと思います。

(学校にも息子にも失礼か?)

京都在住ということもあり、

息子を英語教室に通わせようかな?

とも思っていましたが、

まずは自宅で、一緒に、楽しく英語と触れ合う、

これでも十分な気がしました。

むしろこれが大切なのかな?

 

道を訪ねられたら何らかの助けになるくらいの

最低限の英語と優しさを身に着けてくれたら

テストは赤点でもいい!

いや…赤点はよくないか。

そんな子になってほしいけど、

子は親の姿を見て育つといいますし、

わたしも一緒に頑張ろうと思いました。