壬生寺(御朱印集め)
結局あの御朱印帳は神社用にし、
お寺用の御朱印帳をもう一つ買うことにしました。
それで選んだのが壬生寺の御朱印帳。
今回もネットであらかじめ調べておき、買いにいってきました。
こちら壬生寺。思いっきり手が入ってますね。失礼。
壬生は新撰組発祥の地。
お寺の境内では隊士たちが日々鍛錬に励んだそうです。
実はわたしは東京都の日野市生まれ。
土方歳三の生家にもほど近いところで育ち、
新撰組は小さいころから知っておりました。
そんなわたしが日野を離れ京都に嫁ぎ、
しかも今住んでいるのが伏見とくれば、
壬生寺を参拝しないわけには行きません。
ええ、わたしも新撰組ファンのひとりなのです。
これが壬生寺の御朱印帳。光に触れると糸が光り、
小豆色からきれいな桜色になります。
そしてこちらが御朱印。ご本尊が地蔵菩薩なので、地蔵尊と入ります。
境内の中には、壬生塚(入場料100円)があり、
これ近藤サン。
写真だと分かりにくいのですが、よく似ています。
その土方サンはあんまり似ていません。
こちら記念碑の裏手。局中法度が書かれています。
この厳しい法度があったからこそ、
100名を超える隊士たちを束ねることができたそうです。
これ、絵馬なんですけどね。なんというかね。。。。
新撰組ファンって今や史実好きのお年寄りじゃあないんですよね。
新撰組をモチーフにした漫画やアニメがわんさかあるようで、
それを見た若い女の子たちが新撰組ファンになっちゃうんですって。
地元ファンとしては、新撰組が有名になるのは嬉しいのですが、
漫画だアニメだのにわかファンをファンと認めるのは・・・ぐぬぬ。
マイナー時代からのファンがメジャーデビュー後のファンを
「フン」って見てしまう気持ち・・・!
でもメジャーになって嬉しいというジレンマ・・・!
そういう複雑な気持ちです。
それはさておき。
こちらは新撰組の屯所になった八木邸。
1000円で中を見学でき、語り部さんから新撰組の発祥から発展まで、
とてもわかりやすく説明してくださいます。
芹沢鴨が暗殺されたのもここ。
実際にどこに寝ていて、どこでどのようにして止めを刺されたのか、
細かにお話ししてくれます。
新撰組を扱う書籍では、芹沢暗殺は欠くことのできないエピソード。
しかし、読むと見るとでは違いますね!
わたし、静かに大興奮でありました。撮影禁止なのが残念。
八木家はもともとは郷士ですが、今はお菓子屋さんを営んでおります。
最近お菓子の売り上げを脱税していて怒られていましたが、
そのお菓子は美味しかったです。
八木邸の見学は抹茶とお菓子付きで1000円です。
屯所餅。お土産は5個入り735円~。
新撰組グッズももちろん豊富にご用意。
もう10年ほど前でしょうか。
1日に2000人近い人が八木邸を訪れたそうですよ。
観光バスが何台もあの細い道に並んだとか。
ええ、日野の土方歳三記念館もまったく同じ様でした。
たくさんのおじいちゃんおばあちゃんがバスから降りてくるのを
横目で見ながら下校していたのを今でも思い出します。