うめの式

京都在住のワーキングマザーが綴る ミニマリズムな暮らしのこと

夫に子どもを預けて美容院に行く妻

先日、半年ぶりに美容院に行きました。

結べた方が便利!と伸ばしていた髪もばっさりカット。

冬の寒い時期にドライヤーをかける時間を短縮し、

また10年間ずつけていたカラーも出産を期に地毛に戻すことにしました。

カラーをするお金と時間があるなら、それは子どものために使おうと。

オシャレさえも子どもができると子ども中心になるのかと苦笑してしまいますが、

今はそれでいいと思っています。

美容院に行っている間、4ヶ月半になる息子は夫に預けていました。

日中に子どもを見ててもらったことがないのでわたしはとても不安だったのですが、

夫は「大丈夫でしょ~~」とのんきなもの。

ギャン泣きすれば不機嫌になるくせに、その自信はどこから来るのか……。

そんな不安と、久しぶりに自分のために時間を使える喜びを

たまたまLINEをしていた友人に話すと一喝。

「夫に子どもを預けるって……テメーの子だろっ」

目から鱗でした。

そう、わたしは美容院に行くのに、子どもを夫に預けると言いました。

しかし、その子どもは夫の子どもでもあります。

夫からしてみたら「自分の子を預かる」なんておかしな表現ですよね。

わたしの深層心理では、子育てにおいて夫は“お客様”だったのでしょう。

夫が家事や育児に参加していないというわけではありません。

ただ、心の奥底では「もっとやって!」と思っているんですよね。

そして「わたしばっかり!」とも……。

帰宅したあと、

「決して、どうだこんにゃろって意味ではなくてね」と前置きをしてから

「わたしの大変さがわかった?」と聞いてみると

「君の大変さはわかっているつもりだけど?」との返答。

ああ、そう。  ……としか返せない。笑

早く帰ってきてほしいわけじゃない。

家事や育児をもっと手伝ってともいわない。

今のままでも十分ありがたいです。

ただ、「毎日お疲れさま、ありがとう」の一言がほしい。

(わたしは言っているぞ!)

大変さを分かっているならば尚更。

それだけでわたし、頑張れちゃうんだけどなぁ…。

世のお母さんもそうなんじゃないかしら?

欲しいのは手助けではなく、まずは共感と感謝なんですよね。

なんてことを考えつつ、きっとわたしにも足りないところはたくさんあるわけで。

夫婦共々日々精進です。

家の中はまずお母さんが笑っていないとね。

オムツ替えも無表情でするのやめよう。

馬鹿みたいに笑ってオムツ替えてやろうと思うのでした。